医療

2009年2月10日 (火)

変わる町中のクスリの販売制度

今年6月に一般用医薬品の小売り形態が制度上変わります。
以前からこのことについて、ちょっと触れてみたいと思っていました。
こらからマスメディアに登場する回数が増えるかもしれません。

あくまでも私の個人的studyで書いています。

何分にも、こと細かく100%は書ききれず、言葉足らずになるかもしれません。
誤解をうまないように気をつけたつもりですが、書ききれていない部分もあるとご了解ください。

ということで、間違ったことは書いていないつもりですが、薬事法の勉強、試験勉強等されている方が万が一目に留められても、自己の責任において独自に法令集や、その他市販本等でご確認ください。

一般用医薬品の販売制度についてみると、平成18年に現行の薬事法(昭和35年)が大きく改正されました。
一般用医薬品の販売制度では、実に約50年ぶりくらいの大改正と言われています。
改正の一部については、既に、平成19,20年と順次実施(施行)されてきています。

そして今年の6月に、この18年改正でまだ未施行だった目に見えて(?)大きな点が実施に移されます。

現行の町中での医薬品の販売形態は、薬局、一般販売業、薬種商販売業、配置販売業、特例販売業となっています。(各々規制内容等が異なっています。)

6月の改正施行後は、薬局、店舗販売業、配置販売業となります(経過措置あり)

18年の改正時に一般用医薬品は、使用に際して特に注意を要する等のリスクに応じて3分類(第1類~第3類)されました。

薬局は、そもそも調剤する場所と定義され、薬剤師をおかねばなりません。
一般用医薬品についていえば、薬局は第1~3類まで全て取り扱うことができます。

薬局以外の店舗販売業の許可を取得した場合、ここで薬剤師が管理する場合は第1~3類まで扱え、登録販売者が管理する場合は、第1類以外の2,3類を扱えます。

この登録販売者は、都道府県が行う試験に合格した(受験資格あり)上で、実際に店舗に従事する際に、都道府県に登録することになります。

医薬品の製品表示にも、この第1類医薬品・・等の3区分の表示がされることになりますし、区分ごとのレイアウトなどなど細かい規定が関わることになると思います。

世の中、いろんなことが少しずつ変わっていきますね。

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2008年11月20日 (木)

35点

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確かモミジバフウ?(違ってたら、後で訂正します。)
色の変化が楽しい!

今日は、少し長くお付き合いいただけたら幸いです。

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今日は、姑の薬を調剤してもらう調剤薬局のことを書きますので、調剤薬局へのマイナーな感想を持たれるかもしれません。

逆に調剤薬局の薬剤師の方々の活躍はなかなか目にしにくいのも事実です。
この点に関しては、また日を改めて書きたいと思います。

ですので、どの調剤薬局もこうなんだと思わないでくださいネ。
今日の記事はあくまでもある一面だけを捉えています。
今日の記事は、調剤薬局への不満でもあり、そこで働く方々へのエールでもあります。

制度上の基本的な事項をここで100%書ききれないので、多少分かりにくい点についてはご容赦ください。

姑の薬を、病院前の調剤薬局で調剤してもらっています。

薬の入った袋を出して、ハイ、会計のためレジ打ち。
黙っていたらこれでおしまい。
「もっとコミュニケーションを取ってよ。」 (と心の中でつぶやき)

で、処方の変更などに関してこちらから話してみます。(当然薬局も変更があったのは、薬剤服用歴という薬の履歴を記録しているわけですからわかっているはず。・・・記録していなければ、領収書にある35点又は45点(ケースにより30点)など取れません。

せめて「この頃血圧はどうですか。?」
「処方変更になってますが?」とか、「少しお見えになるのがいつもより遅くて、その間大事なお薬なかったんでは?どうされました?」
そう聞かれたら・・「はい、少し入院してまして。これこれで・・」と話、そのきっかけで、新しく追加になった薬剤のことも話せるでしょうし・・。

(もちろん、おまり話をしたくない方もおられるので、そのあたりは臨機応変に。)

で、こちらから質問してみます。
「この薬で気をつけることありますか。」(追加になった薬について)
「いえ、ありません。」
おいおい、ホントウカヨ!!

患者さんからの話をいろいろ聞くことで、思わぬ情報が入ってきますし、勉強になるはずです。場合により処方の間違いも見つけることがあるのです。

私は薬剤師として、直接薬に触れる調剤という仕事も短期間ながらしたのですが、その私でも(と言ったら変ですが)、薬等のことをもっと説明して欲しいものだといつも思うのです。

医薬分業になってこのように直接現場の薬剤師と接する(薬剤師からいうと患者に接する)ことができるのですから、もっとコミュニケーションをとって欲しいのです。

結果的に、薬剤服用歴管理指導というものを満たしていない不満が残ります。

数年前から、領収書の発行が義務付けされています。
この領収書を見たことありますか?

項目に、薬学管理料というのがあります。(調剤報酬点数表で決められているものです。
病院等の場合は、診療報酬点数表)
姑の場合、ここに35点の数字が入っています。

75歳未満又は65歳以上の一部の方は35点です(後期高齢者薬剤服用歴管理指導料となり、ひらたく言うと手帳も含めて35点です。)

それ以外の場合は通常、薬剤服用歴管理指導料30点、薬剤情報提供料(お薬手帳)15点の合計が薬学管理料の項目に入ります。
お薬手帳を発行してもらわない場合は、15点がつきませんので、30点。

本当はいつもこの薬局に不満がありますが、病院、家に近いこと、競合するような薬局が近くにないことと言う理由でここに行っています。
が、多少不便でも変えてみようかと思うこの頃です。


薬剤服用歴管理料(すごくかいつまんでの概略)
患者等のプライバシーを十分配慮した上で、患者ごとに作成した薬剤服用歴に基づいて処方薬の重複投与、相互作用等などなど確認したうえで、薬剤に関する情報提供を行う。

患者等との対話から情報収集をし(薬を医師に指示された通り服用しているかとか、副作用の自覚症状の有無等、服薬期間中の体調変化など)、適正使用のための服薬指導を行う。
記録を残し保管管理をする。

お金自体のことではなく、姿勢のことが気になります。
医薬分業になって、薬剤師本来の業務を生かす場所でもあるところで、単なる物渡しだけで終わり、それでいいのかな~。

膨大にある医薬品について日々いろんな情報がもたらされ、本当にタイヘンだと思います。仕事に追いまくられるのもわかります。
業務以外の時間に自己研鑽しなければ追いつかないでしょう。

薬局、経営者の理念で、働く勤務薬剤師のありようが大きく変わると思います。
ここにあるような調剤薬局ばかりではもちろんありません。


この記事を読んでくださった後、冷たい目で調剤薬局を見ないでくださいね。
お金をとっているから話せ、でなく、自分の服用する薬についてあるいは飲み方について、自分のために情報をもらいたいし、いろいろ教えて欲しいからどうぞ話して、それに見合ったペイは当然支払いますから。というスタンスでいろいろ聞いてみてください。

医薬品の販売制度についても、平成18年に薬事法の大改正がありました。
それが、少しずつ実施されていますが、私たちの目に大きく見えるようになるのは来年度、21年度からです。
この点については、また折りをみて触れたいと思います。

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2007年10月 5日 (金)

ホームページで薬局情報

突然になりますが、ブログのタイトル、内容を変更します。
できうる限り更新はしたく思います。

週限られた日にちですが(薬局での仕事ではありませんが)仕事をします。精神的にもしんどいですが、これも修業と思えば。
仕事としてするのはあとしばらくの予定ですが、生涯学習・ライフワークの一つとしてSTUDYしていくつもりです。

薬の製造・販売などに係る大黒柱の法律が薬事法
その薬事法が特にここ10年間のあいだに大きく改正されていっています。

私たちの日常に目にみえての改正の一つはは、もうすぐインターネットなどで確認できるようになります。
例えば、薬局の営業時間、夜間・休日営業の地域輪番、当番制の対応の有無、アクセス方法、手話対応ができるかとか、バリアフリー化の状況、外国語対応の不可、保険調剤に関する事項、認定薬剤師(中立、公共性のある団体による専門的な研修を受けて認定された薬剤師)の人数などなど。

都道府県のホームページに今後掲載されることになります。

目的
医療を受けるものが薬局の選択を適切に行えるようにするため、それに必要な情報(薬局機能情報)を公表することで、住民・患者等による薬局の適切な選択を支援する。

背景・根拠
平成18年の医療法改正により、初めて薬局が医療提供施設として明記されました。
これまで薬局はどちらかというと、「医薬品の小売販売業」という印象が強かったのですが医薬分業率が平成17年には53%となってきました。


病院、診療所、薬局等の医療提供施設の連携を蜜にして、地域自己完結型の医療体制を作ることも目的です。地域を一つの総合病院に見立て、その中で病気の検査、診断、治療、投薬、在宅医療や生活習慣病まで行えるよう体制を整える。(・・・理想的な姿ですが。)

上記を目的として法律が改正されました。(平成18年)

改正医療法第6条の2(抜粋)
国及び地方公共団体は、医療を受ける者が病院、診療所又は助産所の選択に関して必要な情報を容易に得られるように必要な措置を講ずるように努めなければならない。(第1項)

改正薬事法第8条の2(抜粋)
(要旨)薬局開設者は、医療を受けるものが薬局の選択を適切に行うため定められた必要な情報を都道府県知事に報告するとともに、同じ内容の書面を薬局において閲覧できるようにしなければならない。(書面に代えてホームページ上の掲示することも可)

病院、診療所、助産所などもについても同様に掲載されることになります。

保険薬局(保険調剤・・・健康保険等に基づいて発行される処方せんで調剤する薬局)に処方せんを持っていっても、なかなか中で何をしているかが見えてきません。
錠剤のヒートを棚から出してるだけジャンと思われている部分もあります。
中では、目に見えない部分で薬剤師が格闘しています。(これについてはオイオイ後日)

とはいえ、薬をもらう側が本当に十分満足しているかと問うと、薬局、薬剤師側が真摯に受け止めねばならない点が多々あるかと思います。(事実、自分が処方せんを持っていって薬局で薬をもらう時、満足しているかというと、ハイとは言えないことが時々あります。)
そういう点からも、自分が満足できる薬局、ポリシーのある経営者、有能な薬剤師がいる薬局を選びたい。

私自身も、姑の病院に付き添い、院外で処方をしてもらいますが(時間的、物理的に病院のまん前の薬局にならざるを得ませんが)、スタートしたらHP上でチェックしようと思います。(目に見えてのチェックはなかなかできないかもしれませんが)HP上の記載と事実が異なっていたら、薬局側が虚偽の報告をしていることになります

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