覚え書き

2011年5月29日 (日)

原子力発電を知ること

3月の震災から2か月以上が経過。

まだ2か月、もう2か月

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原子力発電について

平凡な1市民も、原発についてもっと知ることは必要なのだと思う。

ここに到って初めてと言っていい。

原発に関連したことを学習したことはなかった、考えて来なかったということに気づかされる。

毎日、手元に届く新聞(朝日)に掲載される記事などを以前より気にするようになりながらも、ずっと消化不良のような気がする。

大きな転機・・どの道をとっていくかで大きく変わるであろう将来、今までと同じにしていていいのだろうか。

状況によっては、「これから生まれてくる子供にも影響を及ぼす事故は起きない」なんて誰が保証するんだろう。

「○○しておけば、最少リスクに抑えられる」・・・最少リスクっていったい何?起こる災害の規模が予測・保証できる種類のものではないのに、なぜ最少と言えるのだろう。

「○○しておけばOK」・・・地震、津波の規模を誰が保証するんだろう。


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・加藤時男氏 (東電顧問(元東電副社長) 元自民党参院議員)

「原子力の選択肢を放棄するな」で紙面(5月5日)に登場しているが、その加藤氏が、5月20日15面オピニオン( 原子力村)で、「反原発を訴える学者では、2000年に亡くなった高木仁三郎さん以外尊敬できる人に会ったことがない」

と書かれていた。

・大江健三郎氏

そして大江健三郎氏が、「核の時代の混乱と霧どこへ あいまいなまま続けさせるな(5月18日20面)」でも、この高木仁三郎氏のことを反原発の理論家・実践者と記し、チェルノブイリ事故後に書かれた東独作家の小説の邦訳本に、氏が寄稿しているとして、記事に引用されている。

・高木仁三郎氏

この高木仁三郎なる人は?

と知りたくなり、とりあえず、氏の「核施設と非常事態ー地震対策の検証を中心にー」の論文(1995)だけ入手できました。(当時原子力資料情報室)

・河野太郎氏

河野氏の「安全神話」はもとから「おとぎ話」(5月5日、前述の加納時男の記事と併記の形で掲載)

ー世論調査では半数が「原発現状維持」ですが(この調査結果は記事掲載当時)の記者の問いに、河野氏は「正しい情報が伝わっていないからだ」

とあります。

では、その正しい情報とは? と、「世界(6月号)」を買いました。

「エネルギー政策は転換するしかない」の氏の記事に、その正しい情報の一部が載っているだろうか。

この河野氏と加藤氏の記事の丁度横に、「自民 原発推進派はや始動 「原子力守る」政策会議発足の見出し記事があります。

「反原発」の世論に対抗する狙い  だそうです。

5月上旬、まだ福島第一原発の事故にめどがたっていない時期に早や!

原発推進派ばかりが居並ぶ会議で、はや推進ありきとGOしていく!?

昔のように産業界と政界が結びついていっていいのだろうか。

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印象に残る言葉

大江氏

まだ収束もおぼつかないのにフクシマを過去の出来事とし、これまでの原子力計画を続けるとすれば、そのあいまいな日本の、次の私たちに、果たして未来はあるのでしょうか。

ウルリッヒ・ベルク氏(独 社会学者)(5月13日 リスク社会)

人間自身が作り出し、その被害の広がりに社会的、地理的、時間的限界がない。

著作 武田 徹 「私たちはこうして「原発大国」を選んだ」(5月11日 天声人語)

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まだこの世に存在していない生命自体にも影響が及ぶかもしれないような、そういう事故なのだ。

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